大応援団が背中を押した。ロッテのドラフト1位ルーキー石垣元気投手(19)がプロ初登板、初先発のマウンドに上がった。
名前がコールされると、球場全体から拍手が湧き起こった。記念すべき1球目は150キロでボール。2球目に152キロの直球がストライクコールされると、より一層大きな拍手が送られた。先頭の中島を左飛に打ち取るとほっとしたのか笑みがこぼれた。
2番宗山には四球で出塁を許したが、3番マッカスカーには149キロ直球でプロ初三振を奪った。その直後、宗山が二盗を狙うも佐藤都志也捕手(28)が素早く二塁送球アウトにして三振ゲッツーとなった。石垣元は安堵(あんど)の表情で笑顔を見せ、ベンチ前で野手全員とハイタッチ。石垣元がベンチに下がるまで、スタンドの拍手は鳴りやまなかった。
1軍デビューは16球で、1回無安打無失点1奪三振。最速は153キロだった。「ずっと目標にしてきた舞台だったのでまず今年中に投げることができて良かったと思います。有名な選手であったり、レベルの上がったバッターが多い中で、自分の持ち味を出して結果的に3人で終わることができたのでホッとしました」と振り返った。
プロの第一歩を踏み出した右腕は、これを自信にさらなる成長を遂げる。



