投手戦をオリックスが制して敵地での2連戦を連勝で締めた。

0-0の8回2死無走者。「9番右翼」で先発出場した池田陵真外野手(23)が一振りで決めた。1ボールからロッテ2番手鈴木の2球目147キロ直球を強振。打球は左翼席へ一直線に飛び込んだ。プロ入り5年目、103打席目での初アーチ。「感触もよかったので、打った瞬間いってくれると思いました。(プロ初本塁打は)こういう緊迫した展開なので、余計にうれしいです」。大阪桐蔭から21年ドラフト5位で入団した苦労人が、プロ通算103打席目で輝きを見せた。

終盤まで真っ向勝負の投手戦になった。先発の九里亜蓮投手(35)とロッテ先発ルケーシーが中盤までともに無失点投球を演じた。九里は6回まで2安打無失点。5回は先頭からの連打で無死一、二塁のピンチを背負ったが、佐藤を右飛、山崎一直での併殺に打ち取り危機を脱した。

ベテラン右腕は今季の目標に年間200イニングを掲げた。前日までチームトップながら150回2/3で、2年連続2桁勝利も8勝で足踏み中だ。「良い守備に助けてもらって、なんとか投げ切ることができました」。7回まで97球、無失点投球で降板した九里は、9勝目を届けた池田の勝ち越しアーチを見届け、右腕はベンチ前で右腕を振り上げ喜んだ。

【動画】オリックス池田陵真がプロ初ホームラン