侍ジャパンの井口資仁監督(51)は2日、宮崎合宿のスタートにあたり現地入りした。12日に開幕する「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」(東京ドーム)へ向け、打線のキーマンにソフトバンク正木智也内野手(26)を指名した。日本シリーズでMVPを獲得し、乗りに乗る大砲を「1番打者」に抜てきする構想も明かした。圧倒的な破壊力でアジアの頂点を奪いにいく。
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ソフトバンク正木は、長打力と選球眼のよさを買われ今季1番打者に定着した。1軍復帰2試合目の5月16日楽天戦(楽天モバイル最強パーク)で1番に起用され、そのまま日本シリーズまで守り抜いた。慶大では4番。1番はプロ初だった。「自分の中で新鮮だった。盗塁できるくらいの走力はないので、長打を打ちたい気持ちは強くなった」。盗塁数は0も先頭打者アーチは球団史上最多の7本を放った。相手投手の出ばなをくじく一打を「ベンチも、よし崩せる! というようになるし、その後の相手投手の調子にも影響する」と話す。
出塁率3割7分2厘はソフトバンク近藤、日本ハム・レイエスに次ぐリーグ3位。60四球もリーグ3位。昨季に左肩を脱臼した影響で両手を離さず最後までバットを握り、伴元裕メンタルパフォーマンスコーチ(41)と「打てる球を打っていく」という考え方を徹底することで、無理に外角のボール球を追っかけなくなった。下位打線からつながればポイントゲッターにもなれる強打の1番打者となった。【石橋隆雄】



