<セCSファイナルステージ:巨人1-3中日>◇第1戦◇17日◇東京ドーム

 中日谷繁元信捕手(41)がポストシーズンで一昨年のロッテとの日本シリーズ第7戦以来、実に61打席ぶりの安打を放った。2-1の9回に巨人山口から三塁線を破る適時二塁打を放ち、大きな1点を加えた。

 何より好リードで投手陣を引っ張り、これでクライマックスシリーズはファーストステージのヤクルト戦3試合と合わせ4試合で計4失点と、守りの要として本領を発揮している。

 この日は先発の左腕大野雄大投手(24)をポストシーズン初登板初勝利へと導いた。大野の好投を「十分でしょ」と高く評価した。