<ロッテ7-3日本ハム>◇6日◇千葉マリン
天国のおばあちゃん、ありがとう!
ロッテ里崎智也捕手(32)が逆転2ランを含む3安打4打点と爆発し、チームの連敗を3で止めた。今季初のお立ち台で「今までチームに迷惑をかけてばかりいたので…」と声を詰まらせた。日本ハム稲葉の涙のヒーローインタビューをほうふつとさせたが、里崎は「まねしていると思われるのも嫌だったから我慢した」と、グッとこらえた。
今季はここまで本来の勝負強さが影を潜め、得点圏打率1割6分まで落ち込んだ。前日5日の日本ハム4回戦も、一打逆転の満塁機で空振り三振に倒れるなど、らしくない打撃が続いていた。そんなモヤモヤをひと振りで吹き飛ばした。1点差で迎えた5回1死一塁から、スウィーニーの内に入ってくる直球を左中間スタンド中段まで運ぶ3号逆転2ランをマーク。さらに6、7回にも適時打を放ち貴重な追加点を挙げた。
不思議な力を感じていた。03年5月3日に母方の祖母・田村ハズエさん(享年84)が脳梗塞(こうそく)で亡くなったが、その翌日に決勝タイムリー三塁打を放って1軍定着をつかんだ経緯がある。今年も、3日に地元徳島で営まれた七回忌の法要で母悦子さん(61)がスランプに陥った里崎の復調を祈ってくれたという。「おばあちゃんの力だと思う。ここにきて技術的な修正点がパッとつかめた」と感謝していた。
9連戦の最後を逆転勝ちで締めくった。「いいスタートは切れなかったが、得意の交流戦で上位に躍り出たい。大切なのはいい形でゴールを切ることです」と、里崎が5月攻勢を約束した。【鳥谷越直子】
[2009年5月7日8時10分
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