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４回、同点の生還で、迎えられる稲葉（共同）

＜ＷＢＣ：日本９－４米国＞◇２２日（日本時間２３日）◇準決勝◇米カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム

　日本が米国を破り決勝進出を果たした。１回に松坂がいきなり先頭打者アーチを浴び先行されたが、４回に集中打で逆転。終盤２点差に迫られたが８回にイチローの適時打などで３点を挙げダメを押した。２３日（同２４日）、連覇をかけ宿敵韓国と対戦する。

米国１０１００００２０｜４

日本０１０５０００３Ｘ｜９

【米】●オズワルト、グラボウ、ハウエル、ソーントン、ハンラハン、シールズ－マキャン

【日】○松坂（４回２／３、５安打２失点４Ｋ）、杉内（１回１／３、無安打無失点１Ｋ）、田中（１回１安打無失点２Ｋ）、馬原（１回２安打２失点１Ｋ）、ダルビッシュ（１回１安打無失点２Ｋ）－城島

【本】ロバーツ（米）

＜９回表＝米国０＞

　ダルビッシュが登板。２番ジーターを遊ゴロ。３番ロリンズに右前安打され１死一塁。４番ライトを空振り三振。５番ダンの初球にロリンズは二進、三進。ダンを見逃し三振に仕留め試合終了。

＜８回裏＝日本３＞

　米国はハンラハンが登板。６番福留は四球。代走片岡。７番城島は送りバントを決め１死二塁。８番岩村は二ゴロ。片岡は三進。９番川崎は遊ゴロ。ジーターの送球が高くそれ一塁セーフ。貴重な７点目が入った。ここで米国は６番手シールズが登板。１番イチローの２球目に川崎が二盗成功。イチローが右前タイムリーを放ち８点目が入った。２番中島は右中間へ二塁打。イチローが一塁から一気に生還し９点目。青木は二ゴロに倒れ攻撃終了。

＜８回表＝米国２＞

　馬原が登板。５番ダンは遊飛。６番ブラウンには左翼線を破る二塁打を喫し１死二塁。７番マキャンには粘られた末に四球。８番デローサの打球は三塁線を破る二塁打。青木がクッションボールの処理を誤る間に一塁からマキャンも生還、デローサは三進。４－６と２点差に迫られた。ここで代打ロンゴリア。空振り三振で２死三塁。１番ロバーツを投ゴロに仕留め何とか２点で食い止めた。

＜７回裏＝日本０＞

　米国は４番手ソーントンが登板。３番青木は空振り三振。４番稲葉に代わって緊急招集された栗原が代打で登場。空振り三振。５番小笠原も空振り三振。３者連続三振で無得点。

＜７回表＝米国０＞

　日本は３番手の田中マー君が登板。１番ロバーツをフォークボールで空振り三振。２番ジーターを遊ゴロ。３番ロリンズは一塁線を痛烈に破る三塁打。４番ライトをフォークボールで空振り三振。無失点に抑えた。

＜６回裏＝日本０＞

　米国は３番手ハウエルが登板。７番城島は左前安打で出塁。８番岩村は中飛。９番川崎は左前に技ありの安打を放ち１死一、二塁。１番イチローは一ゴロ。川崎が二封され２死一、三塁。２番中島は空振り三振で得点ならず。

＜６回表＝米国０＞

　６番ブラウンは遊飛。７番マキャンは四球。８番デローサは深い左飛で２死一塁。９番グランダーソンは浅い左飛に倒れ無得点。

＜５回裏＝日本０＞

　４番稲葉は三ゴロ。５番小笠原は見逃し三振。６番福留は空振り三振に倒れ３者凡退。

＜５回表＝米国０＞

　１番ロバーツを遊ゴロ。２番ジーターに中前安打され１死一塁。３番ロリンズを歩かせ一、二塁。４番ライトは見逃し三振に仕留め２死。ここで投球数が９８球となり、松坂は降板。２番手杉内が登板した。５番ダンを空振り三振に仕留めピンチを脱した。

＜４回裏＝日本５＞

　４番稲葉が右前安打で出塁。５番小笠原は中前安打を放ち無死一、二塁。６番福留は強い二ゴロ。ロバーツがはじき（失策）稲葉が生還。２－２の同点とした。なおも無死一、三塁から７番城島は右へ犠牲フライを放ち３－２と勝ち越した。８番岩村は右へタイムリー三塁打。福留が生還し４－２とした。９番川崎は右前にうまく落とし５点目。１番イチローは三ゴロで２死二塁。２番中島は右中間へ適時二塁打。６－２。これでオズワルトをＫＯ。２番手左腕グラボウが登板。３番青木は二ゴロに倒れ攻撃終了。

＜４回表＝米国０＞

　７番マキャンを一ゴロ。８番デローサを遊ゴロ。９番グランダーソンを二ゴロに仕留め３者凡退。松坂の球数は８０球。リミットまであと２０球。

＜３回裏＝日本０＞

　９番川崎はバント安打を狙ったが三塁ライトの好守に阻まれアウト。１番イチローは強い三ゴロ。ライトが一塁へ悪送球して一気に二進。しかし２番中島は左飛。３番青木は遊飛に倒れ無得点。

＜３回表＝米国１＞

　１番ロバーツを３球三振。２番ジーターは内角シュートで詰まらせ遊ゴロ。３番ロリンズには右前安打を許し２死一塁。４番ライトの初球にロリンズが二盗成功。ライトに右中間を深々と破られ１－２と勝ち越された。なおも２死二塁。５番ダンはストレートの四球で一、二塁。６番ブラウンは空振り三振に仕留め、１点にとどめた。松坂の球数は６５。

＜２回裏＝日本１＞

　４番稲葉は四球で出塁。５番小笠原は左前安打。ヒットエンドランが決まり無死一、三塁。６番福留は初球を打って浅い左飛。タッチアップできず。７番城島は右へ犠牲フライ。稲葉が生還し１－１の同点とした。８番岩村は投ゴロで攻撃終了。

＜２回表＝米国０＞

　６番ブラウンを一ゴロ。７番マキャンをストレートで歩かせ１死一塁。８番デローサは大きな左飛。９番グランダーソンは左飛に仕留めた。松坂、ここまで３５球。

＜１回裏＝日本０＞

　１番イチローはカウント０－２からの３球目を打って二ゴロ。２番中島は見逃し三振。３番青木は一ゴロに倒れ３者凡退。

＜１回表＝米国１＞

　松坂が登板。１番ロバーツに２球目を中越えに先頭打者本塁打。早くも１点を失う。２番ジーターは遊ゴロ。３番ロリンズは中前にポテン安打。中島と福留がお見合い。４番ライトは遊ゴロで２死二塁。５番ダンは見逃し三振で攻撃終了。

＜日本先発メンバー＞

１（右）イチロー、２（遊）中島、３（左）青木、４（ＤＨ）稲葉、５（一）小笠原、６（中）福留、７（捕）城島、８（二）岩村、９（三）川崎

＜米国先発メンバー＞

１（二）ロバーツ、２（遊）ジーター、３（ＤＨ）ロリンズ、４（三）ライト、５（右）ダン、６（左）ブラウン、７（捕）マキャン、８（一）デローサ、９（中）グランダーソン

　［2009年3月23日14時55分］

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