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原ジャパン勘違い…松坂中2日で初戦

練習を終え、山田コーチ(右から2人目)ら関係者と話し込む松坂
練習を終え、山田コーチ(右から2人目)ら関係者と話し込む松坂

 【スコッツデール(米アリゾナ州)10日(日本時間11日)】ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第2ラウンドの初戦15日(日本時間16日)に先発予定の松坂大輔投手(28)の調整が誤算で変更になった。11日(同12日)のジャイアンツとの練習試合に先発予定だったが、日本時間7日の韓国戦で65球を投げたため中4日をあけなければならず、急きょ12日(同13日)カブス戦に変わった。日本側は時差があるため中4日は確保されていると判断したが認められなかった。松坂は「大丈夫です」と平静で、15日先発へ中2日調整で臨む。

 全体練習が終わり、原監督の共同会見が終わった直後だった。グラウンド中央付近で、MLB関係者らが急きょ山田投手コーチ、さらに松坂を交えて話し合いを始めた。

 内容は、松坂の今後の登板予定についての確認だった。当初の日本首脳陣のプランでは、11日のジャイアンツ戦に先発し、2回をメドに調整するはずだった。ところが、大会のルール上は「NG」だった。

 日本時間7日の韓国戦に先発した松坂は、4回、65球を投げて勝利投手となった。日本側の解釈では「日本時間の7日=米国時間の6日」だった。だが、厳密に言えば、試合が開始した日本時間7日午後7時は、米国東部時間の7日午前5時で、11日に登板するとすれば「中3日」という計算だ。50球以上投げた場合、大リーグ所属選手は練習試合も含めて中4日以上の登板間隔を義務付ける大会規定に反するというMLB関係者の指摘は強硬だった。「時差があっても、7日に投げたことに変わりはない。松坂が11日に投げることはできない」。罰則規定こそ明確でないが、松坂の登板は回避せざるを得なくなった。

 松坂自身は「それがルールなので、明日の予定が明後日になればいいだけ。突然の出来事というのは、もうこっち(米国)で慣れてますから」。過去2年間、天候不順や深夜移動など、過酷なメジャーの日程をこなしてきた松坂は平常心を保った。

 だが、首脳陣は困惑を隠せなかった。本来、アリゾナでの2試合では、9日に先発したばかりの岩隈を除く全投手をマウンドに送る青写真を描いていた。松坂がスライドする際、11日の先発は涌井、渡辺らが有力候補となるが、山田投手コーチは「まだ決めていない。これから」と、歯切れの悪いまま。投手全体の調整にも微妙な狂いが生じた。 松坂も「僕は大丈夫ですが、他の投手(の予定)を動かさなきゃいけないのが心配です」と同僚を気遣った。

 松坂は11日のジャイアンツ戦から中3日で15日の第2リーグ初戦へいく調整パターンを考えていた。これが12日のカブス戦で50球未満の調整をし、中2日で15日の初戦先発に臨む。

 入念に備えてきたはずでも、ハプニングが起こるのが国際大会。調整に微妙な影響はあるだろうが、そこは前回大会のMVP松坂の勝負強さに頼るしかない。【四竈衛】

 [2009年3月12日12時16分 紙面から]

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