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松坂3戦3勝で連続MVP候補/WBC

3回表、ライトへのボールの判定に思わず苦笑いでのけぞる松坂
3回表、ライトへのボールの判定に思わず苦笑いでのけぞる松坂

<WBC:日本9-4米国>◇22日(日本時間23日)◇準決勝◇米カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム

 エース松坂大輔投手(28=レッドソックス)が米国戦に先発し、4回2/3を5安打2失点に抑え決勝進出に導いた。球数制限100球の中で、メジャーのオールスター軍団相手に98球を投げ、エースの責任で試合をつくった。今回のWBCで3勝目を挙げ、06年の第1回大会から負けなしの6連勝を飾った。これで2大会連続のMVPの可能性が出てきた。

 最後の打者へ“とっておきの1球”を用意していた。松坂はへその下に力を込めて勝負の1球に魂を込めた。4点リードの5回1死一、二塁。4番ライトを追い込んでから直球を3球ファウルされたが、意志は曲げない。最後は93マイル(約150キロ)の直球を外角低めに決めた。98球目は見逃し三振。「悪いなりにも投げられました。野手が打ってくれて助けてもらいました」。最低限の仕事を果たした。

 ルール上は100球に満たない球数なら次の打者に投げることも可能だったが、左打者ダンを迎えたことで、2番手杉内にマウンドを譲った。「あとは頼んだぞ」。杉内、田中、馬原、ダルビッシュの力投を祈るように見守った。MVPを獲得した前回大会に続き、今大会も3戦全勝。だが、自分の投球内容を語るより、このメンバーで米国を倒せた事実がうれしかった。

 松坂 見ていて(救援陣が)頼もしかった。前回はチャンピオンになったが、米国に勝てなかった。今日勝ったことでハッキリと勝負をつけられたと思う。

 レッドソックスに移籍して2年。巨額の契約金で入団したことへのねたみ、日本球界を軽視する発言をチーム内で耳にするたびに反骨心が芽生えた。「もう1度勝たなければ、彼らは日本の強さを痛感しない」。どうしても勝たなければならない一戦だった。

 まだ終わっていない。「WBC総括? その質問は早いでしょう。明日ベンチでしっかり応援します」。たとえマウンドに立てなくとも、日の丸を背負った仲間と心は1つ。日本を勇気づけるフィナーレを勝ち取ってみせる。【山内崇章】

 [2009年3月24日8時21分 紙面から]

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