第5試合でK-1ワールドGPスーパーバンタム級(-55キロ)王座戦が行われ、挑戦者の璃明武(25=K-1ジム総本部チームペガサス)が延長判定2-1で王者の金子晃大(29=K-1ジム自由ケ丘/FROG GYM)に競り勝ち、第4代王者となった。
金子は5度目の防衛に失敗。22年2月に玖村将史を下して王座を獲得して以来続いていた“金子政権”がついに幕を閉じた。
ジャブを突きながら上下バランス良く攻める璃明武に対し、金子は強引になぎ倒すような左右パンチを振って対抗。本戦は金子の判定1-0で延長戦に突入した。
延長では両選手にホールディングの警告も出たが、終了間際の左ミドル連打など手数が多い印象で試合を終えた璃明武が延長判定2-1で制した。
金子との3度目の対戦でついに悲願のベルトを獲得した璃明武は「本当に何年もかけて準備してたんですけど、最後は本当に気持ちというか、金子選手もすごい気持ちが強いんですけど、(自分は)いつも技術で戦うスタイルなんですけど、最後は気持ちで勝ち取りました」と会心の笑顔を見せた。
一方の金子は璃明武のミドルキックをカットせずに戦って延長判定負け。試合後には「それ(ミドルキックのカット)も大事なんですけど、倒したかったので」と理由を説明した。
そして「僕の中では前回もそうなんですけどK-1との戦いなんです。最後そこで(判定に)委ねたら勝てないと思ってたんで。委ねた時点で負けたなって思ったすね。この見せ方だったら、絶対あっちにつけるだろうなと」と判定になった時点で敗北を覚悟したことを明かしていた。

