新日本プロレスの東京・後楽園大会が9日行われ、右腕負傷から約1カ月ぶりに復帰した棚橋弘至(40)が、11日のIWGPインターコンチネンタル選手権(大阪城ホール)の前哨戦を勝利で飾った。

 10人タッグ戦で対決した王者内藤から右腕に集中攻撃を受けながら、最後はSANADAをグランドコブラで丸め込んだ。試合後、「一番おいしいところで帰ってきた。今の内藤には何を私が返しても揺るがない。不利な条件は多いけど、ベルト取れるなら右腕1本あげます」と悲壮な決意を口にした。