新日本プロレスは12日、都内の事務所で11日大阪城ホール大会の一夜明け会見を行った。

 宿敵ケニー・オメガと60分時間切れ引き分けの死闘を演じ、6度目の防衛を果たした王者オカダ・カズチカ(29)は「昨日はなかなか眠ることができませんでした。60分の戦い、その時の興奮がずっとさめなかった。60分はボクの中でも初めて。ケニー・オメガは強かった。あらためて最高の60分だった」と振り返った。

 同日、次期シリーズと、7月1、2日に開催される米ロサンゼルス大会のカードが発表された。オカダは7月1日に、元WWEのスター選手だったCodyを挑戦者に7度目の防衛戦が正式決定。「Codyはカッコいいと思う。ボクとどっちがカッコいいかLAで極めたらいい。米国で知名度のある選手だから、新日本にもオカダというすばらしいレスラーがいることを示したい」と抱負を語った。

 また、ロサンゼルス大会では、「IWGP USヘビー級王座」が新設され、2日間にわたり、初代王座決定トーナメントが開催されることも決まった。トーナメントには8人が出場。1回戦のカードは、ケニー・オメガ対マイケル・エルガン、ジェイ・リーサル対ハングマン・ペイジ、ジュース・ロビンソン対ザック・セイバーJr.、石井智宏対内藤哲也となっている。