大横綱大鵬の孫で、9月14日後楽園大会でのプロレスデビューが決まった納谷幸男(22)が、初代タイガーマスクの佐山サトルから将来のリアルジャパンのエースに指名された。4日、都内のリアルジャパン道場・興義館で佐山とともに会見。佐山に素質を絶賛され、プロレスラーとして独り立ちする決意を語った。

 納谷の弟幸之介(埼玉栄3年)はこの日、宮城・大崎市で行われた全国高校総体の相撲個人で不戦勝を含む3連勝。高校横綱候補でもあり「前に出て圧倒する相撲を取りたい」と静かに闘志を燃やした。将来は角界入りを希望しており「自分は強くならないといけない。優勝を目指す」と鋭いまなざしで言った。