総合格闘技RIZINの榊原信行実行委員長は31日、RIZIN14大会が行われたさいたまスーパーアリーナで会見し、メインで実施するボクシング・エキシビションマッチ、フロイド・メイウェザー(41=米国)対那須川天心(20)の試合ルールについて、ボクシンググローブの使用をメイウェザーは10オンス、那須川は8オンスで合意したと発表した。

ルールについては、3分3回、KOあり、判定なしのボクシングルールで実施することがすでに発表されていた。その際、両者ともに8オンスグローブをつけることも合意されたが、体重差が5キロ以上、4階級の階級差を考慮し、RIZINサイドが、メイウェザーにハンディとして10オンスゴローブをつけるように要請。30日午後9時からメイウェザーが宿泊する高級ホテルで行われたルールミーティングでは決着せず、31日になってようやく合意した。

榊原委員長は「メイウェザーとは昨日から協議を重ね、体重差のあるチャレンジャーにハンディを設けることが合理的だろうと了承を得た。合意までの時間が少しかかった」と疲れた表情で話していた。