「仇敵タッグ」と呼ばれる中邑真輔、ルセフ組が愉快な3人組ユニットのニュー・デイ(ビックE、エグゼビア・ウッズ、コフィ・キングストン)との因縁を激化させた。

組まれたカードはザ・バー(シェイマス、セザーロ組)と組み、ハーディ・ボーイズ(マット、ジェフ兄弟)、リコシェ、アリスター・ブラック組との8人タッグ戦だった。中邑はブラックと総合格闘技スタイルの打撃戦を繰り広げ、ルセフはジェフを捕獲し、チームワークを発揮した。

しかし8人が入り乱れての攻防に発展すると、ニュー・デイの乱入を許してしまい、試合は反則裁定に。反撃を試みたものの、さらに猛攻を受け、中邑がウッズのスライディング・ニー、ルセフもトラブル・イン・パラダイスを食らって退散を余儀なくされた。

10日のPPV大会ファストレーンで、中邑、ルセフ組はビックE、エグゼビア・ウッズとのタッグ戦に敗れた。その後のハンディキャップ戦で苦戦していたキングストンの救出で姿をみせたビックE、ウッズに対し、中邑、ルセフの2人は腹いせの襲撃に出ていた。4月7日の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアム)に向け、因縁は深まるばかりだ。