大鵬3世、納谷幸男が初対決の鈴木秀樹との力の差を痛感した。

第4試合の6人タッグにアレクサンダー大塚、岡林裕二と組んで、鈴木、崔領二、神谷英慶組と対戦。鈴木に首投げで投げ飛ばされ、崔のキックを背中に受けるなど、集中攻撃を浴びた。場外でも鈴木に観客席に投げ飛ばされた。リング上では、巨体を生かしたショルダーアタックで神谷を吹き飛ばし、崔、鈴木を2人まとめてラリアットでなぎ倒した。

それでも、試合後は左腰に手を当て、苦悶(くもん)の表情で引き揚げ、医務室に直行。納谷は「鈴木さんはボクをつぶそうと本気でぶつかって来てくれた。それに応えられなかったことが悔しい。リアルジャパンだけじゃなく、自分から取りにいって、月5回ぐらい試合をしないと」と唇をかんでいた。