6月に引退を迎える長州力(67)がDDTに初参戦した。

スペシャル6人タッグ戦で樋口和貞、上野勇希と組み、KUDO、坂口征夫、伊橋剛太組と対戦した。伊橋とは昨年1月の自身のプロデュース興行のメインで飯伏幸太とともに初めてタッグチームを結成。あまりの動けなさに、試合後「お前はプロレスを辞めたほうがいい」とキレて、波紋を呼んだ。それから1年。必死に練習を積んできた伊橋にエルボーで攻められると、強烈な頭突きを連発。さらにリキラリアットを決め、厳しさを体で教えた。

この1年間の伊橋の変化を問われると「本人にきけばいいでしょ」と素っ気なく答え、「やっぱりこのリングあがったってのはしんどかったな、いろんな意味で。やっぱり違うよな」とこれまで味わったことのない異色のリングに違和感を感じた様子だった。