新日本のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)を3年ぶりに制したウィル・オスプレイ(26)が6日、都内で一夜明け会見を開き、ジュニアヘビー級軽視の風潮に怒りをぶちまけた。

優勝の喜びを一通り語り終えると、オスプレイはおもむろに立ち、背後に貼ってある9日大阪城ホール大会のポスターを指さした。そこに掲載されているのはオカダ・カズチカ、クリス・ジェリコ、飯伏幸太、内藤哲也らヘビー級選手のみ。

「このポスターを見てください。ここに載っているのは全員ヘビー級。そして、ジュニアヘビー級は薄い扱い。どうしてジュニアヘビー級はヘビー級の影に潜まないといけないのか」

今回のポスターに載ることができなかったのは、現IWGPジュニアヘビー級王者ドラゴン・リーとのタイトル戦が直前に決まったためだが、かねて抱えていた怒りが思わず噴き出した。

「ジュニアとかヘビーとか考えること自体がナンセンス」と無差別への変革を提唱。IWGPジュニアヘビー級ベルトを奪取した後に「ヘビー級(選手)との対戦を組んでほしい」と新日本に要求した。