ドラゴンゲート、新日本プロレスなどで活躍した「ハイフライヤー」リコシェがUS王座を初戴冠した。

同王者サモア・ジョーに挑み、パワー殺法に押されながらも延髄斬り、オーバーヘッドキックの連続蹴り攻撃、スワンダイブ式のミサイルキック、月面水爆も放って反撃した。ハンドスプリング・エルボーをキャッチされ、原爆固めを食らい、王者得意のコキーナ・クラッチ(胴絞め裸絞め)に捕まったが、ロープを使って辛うじて回避。ダブル・ニーでマットに寝転がせてから必殺の630度スプラッシュを成功させ、3カウントを奪ってみせた。NXTからロウ昇格後、初タイトルとなるUS王座を獲得。WWEのCOO(最高執行責任者)も務めるトリプルHらの祝福を受けていた。

新US王者となったリコシェはバックステージでベルトを持って写真撮影していると、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズの「ザ・クラブ」が登場。3人がウルフパックポーズを決める中心で、リコシェは嫌そうな表情。するとAJスタイルズから「明日のロウで会おうぜ」と宣戦布告とも取れる言葉を投げかけられた。