元WWEクルーザー級王者戸沢陽は、11日に控える真夏の祭典のPPV大会サマースラム(カナダ・トロント)での同王座挑戦権を獲得できなかった。

6人形式の同級王座挑戦者決定戦に臨み、オニー・ローカン、アリーヤ・デバリ、トニー・ニース、ジャック・ギャラハー、カリストと対峙(たいじ)した。いきなり場外に回避したデバリにトペ・スイシーダで先制し、カリストにもスーパーキックを成功させた。さらにギャラハーにも卍(まんじ)固めで痛めつけ、カリストに今度は得意のダイビング・セントーンをさく裂させた。リングで躍動していたものの、ローカンが原爆固めでニースを沈め、3カウントを奪ったことで、戸沢は王座挑戦権に届かなかった。

これでローカンがサマースラムで同級王者ドリュー・グラックに挑戦することが決定した。