激闘後のラーメンは格別だった。WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(25=ワタナベ)が2度目の防衛から一夜明けた2日、大好きな「天下一品」でラーメンを食べた。

訪れたのは、前夜、久田哲也(34=ハラダ)と戦ったエディオンアリーナ大阪近くにある難波ウインズ前店。迷わず定番のこってりラーメン大盛りを選び、唐揚げとめんたいこごはんも注文。

ラーメンをすすりつつ、汁をめんたいこごはんと混ぜるこだわりの食べ方も披露。「めっちゃくちゃうまい」と目を輝かせながら1カ月ぶりのラーメンを、約10分ほどでたいらげた。

さらに「第1号」という天下一品特製金のどんぶりを贈呈されると「これは、やばい」と大興奮。粋なサービスを受け、大満足のラーメン祝勝会となった。

ラーメンを食べる前には、一夜明け会見にも出席。バッティングで痛めた左目周辺は一晩で青く腫れ上がっていた。あらためて試合を動画で見返したという京口は「タフな試合だった。勝ててホッとしています」。さらに「自分は伸びしろがあるし、まだまだ強くなれると感じることができた。もっと上を目指せるように頑張ります」と気を引き締めた。

しばらく休養し、来年は統一戦を含めたビッグマッチ実現を目指す。