ロウ女子王者アスカが抜群の行動力をみせ、前夜のうっぷんを爆発させる白星をつかんだ。

22日のPPV大会サバイバー・シリーズでスマックダウン女子王者サーシャ・バンクスにフォール負けを喫したアスカは、悔しさを押し殺しながら同じPPV大会で開催された5対5アリミネーション戦で出番のないまま勝ち残ったラナにバックステージで近づいた。「最弱」と言われる金髪美女と並んで歩くと「私と王座戦を戦いたいんだって? 私、チャレンジ好きだから受けてあげる」と、ラナの言い分も聞かずに挑戦者に指名。そのまま組まれた防衛戦のリングに入った。しかしラナをしつこくいじめるWWE女子タッグ王者シェイナ・ベイズラー、ナイア・ジャックス組がゲスト解説席から挑発された。我慢の限界を超えたアスカはペットボトルの水をぶっかけて大乱闘へ。救出してくれたラナとタッグを組み、すぐにベイズラー、ジャックス組とのタッグ戦に入った。

リングではラナが捕まり、防戦一方の展開となったものの、何とか交代したアスカがダブル・ニーやヒップアタック、シャイニング・ウィザードでベイズラーを猛攻。場外ではラナがジャックスのショルダータックルをかわして回避。さらにベイズラーのキリフダクラッチに捕まえられてしまったが、ここでアスカが背後からベイズラーをスクールボーイで丸め込んで勝利した。防衛戦からWWE女子タッグ王者とのノンタイトル戦移行と、アスカが行動力でカードを変更し、最終的に白星をつかんだ。