ボクシング元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(37=フィリピン)が12月19日、米コネチカット州アンカスビルで前IBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(28=プエルトリコ)とのWBC世界バンタム級王座決定戦に臨むことが承認された。

25日(26日)、WBCが同級1位ドネア、同級4位ロドリゲスの同王座決定戦を認めたと発表した。当初はドネアがWBC世界同級王者ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)に挑戦するカードが決まっていたが、ウバーリは10月下旬に新型コロナウイルスで陽性反応を示したことで試合中止になっていた。

またWBCはウバーリを休養王者として承認。コロナウイルスの陰性が確認され、コンディションが万全になった後、21年2月以降にドネア-ロドリゲスの勝者との指名試合が義務づけられるなどの条件がついた。