3月21日に東京ガーデンシアターで開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day1(日刊スポーツ新聞社後援)の追加カードが9日、発表された。

20年3月のケイズフェスタ3大会以来1年ぶりのリングとなる小沢海斗(27=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、RISEで活躍してきたK-1初参戦の篠塚辰樹(22=MASTER BRIDGE SOUND)とのフェザー級3分3回で対戦することが決定した。

同日、都内のホテルで両者はそろって会見に出席。先に篠塚から「デカイ大会で元王者との対戦はおいしい。K-1を荒らしにいこうと思っている」と宣言されると、「ダイナマイトキッド」小沢は余裕の表情で反撃。「RISEの試合をみていた。逆に俺がおいしい」などと舌戦を展開したが、最後は篠塚のファンという自らの後輩のために、サインを頼むなど和やかなムードを“演出”した。

小沢は1年前、ムエタイの強豪ジャオスアヤイ(タイ)と対戦し、お互いのダウンを奪い合うファイトとなったが、最後は唇の裂傷でドクターストップでのTKO負け。篠塚との対決は再起戦でもある。「1年ぐらい試合間隔が空き、自分を見つめ直す良い期間になった。格闘技を通じ、人としてもデカくなる、成長する良い機会だった」とリニューアルした姿をみせる意気込みを示していた。