オカダ・カズチカ(33)が気合十分のマネークリップでギブアップを奪い、リングで仁王立ちした。

第2試合で、矢野通(42)、石井智宏(45)と組み、チェーズ・オーエンズ(30)、ジェイ・ホワイト(28)、EVIL組との6人タッグ戦に臨んだ。オーエンズとの対決となったオカダはエルボー連だからフロントハイキックで攻め込むと、終盤にはジャンピングニーからのジュエルヘイストを狙ってきたオーエンズをマネークリップで捕獲。気合の雄たけびをあげながら絞めあげ、ギブアップを奪ってみせた。

27日のCASTLE ATTACK第1日では、オカダがEVILとのシングル戦を制し「そろそろ、IWGPの戦いにいっていいよね」と王座戦線へのカムバックに意欲をみせた。大阪城ホールで2日連続のバレットクラブ撃破を成し遂げ、レインメーカーはさらに勢いづいた。オカダは「昨日の試合ダメージもあり、コンディションはいいとは言えないけど、そういう状況で一本を取ることができたので、オカダ・カズチカ、乗りに乗っているということなんじゃないかな」と満足顔。春のニュージャパン杯制覇、IWGP王座挑戦への青写真を描いていた。