WWE女子シングル王座10度戴冠を誇るシャーロット・フレアーが元パートナーでロウ女子王者アスカに挑戦の意欲を示した。先週2月22日のタッグ戦でアスカとの関係を解消したフレアーは、あと6週間後に迫った年間最大の祭典レッスルマニア37大会(4月10、11日・米タンパ)に向けた自らの意思をリング上で明かした。「王者アスカは誰と対戦するの? 私はロウ女子王座がほしい。レッスルマニアでアスカと対戦したい」と表明した。

さらに歯を折るなどの負傷で欠場しているアスカに向け、フレアーは「アスカはけがをしたが、強くなって戻ってくるだろう」と説明していると、因縁が続くWWE女子タッグ王者のシェイナ・ベイズラーとナイア・ジャックス組が目前に現れた。

にらみ合いからベイズラーに殴りかかり、1対2の乱闘劇となると、そのままフレアー-ベイズラー戦が開始。フェースバスターやチョップで攻め込み、場外戦では敵セコンドのジャックスの介入をかわして鉄製ステップ(階段)にたたきつけた。必殺のキリフダクラッチを狙ってきたベイズラーに対し、ナチュラル・セレクションで沈め、フォール勝ち。アスカ挑戦の実現に向け、勢いづいた。

フレアーは18年4月のレッスルマニア34大会で、スマックダウン女子王者として挑戦者アスカと対戦し、勝利を飾っている。