WCWで副社長、WWEではロウGM、スマックダウンのディレクターなどを務めた米国人プロデューサー、エリック・ビショフ(65)が21年WWE殿堂入りすることが発表された。91年にAWAでインタビュアーを務めたビショフはWCWへリングアナとして移籍。副社長までのぼり詰め、95年にWWEロウ大会のライバル番組「マンデー・ナイトロ」を開始。有力選手を引き抜き、自らも加入したnWoが空前の大ブームが起きるなど、プロデューサーとしての才能を発揮した。

02年に電撃的にWWEロウのGMとして契約を結び、独裁的な態度を取りながら恒例となったPPV大会エリミネーション・チェンバーのコンセプトなどを考案。09年にTNAに移籍したものの、19年にWWEに復帰し、スマックダウンのエグゼクティブ・ディレクターなどを務めていた。

なお21年の殿堂式典には、昨年式典が中止となったこともあり、20年殿堂入りのバティスタ、nWo、ベラ・ツインズ、ジョン・レイフィールド、デイビーボーイ・スミス、そして獣神サンダー・ライガーも出席する。