RIZINの榊原信行CEO(57)が、5月30日のRIZIN29大会(大阪・丸善インテックアリーナ)、6月13日のRIZIN28大会(東京ドーム)のコロナ禍での開催について語った。

30日都内で会見を開き「行政、国の決断に従う中で、最大限のチャレンジをする。歩みを止めず、進めていきたい」と話した。特に東京ドーム大会に関しては5月23日の予定を延期しており「これ以上の延期はない。何がなんでもやる。5000人以下でも無観客でもやる」と語気を強めた。

大阪大会はすでにチケットを売り始めており、売れ行きは良好。この日皇治が提案した、4選手によるキックボクシングのワンナイト・トーナメントの開催も発表。「最高のメンバーがそろった」と手応えを感じている。それでも大阪は感染者数が増え続けており、中止の可能性もあるとした上で「感染者数も分母が分からない。現状では判断する時期ではないし(開催されることを)信じて前に進みたい」と語った。