元RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(28=チェコ)がメインイベントでUFC同級王座挑戦権を懸けたランカー対決に臨む。1日(日本時間2日)のUFCラスベガス25大会で、同級3位ドミニク・レイエス(31=米国)との同級5分5回を控え、4月30日には米ラスベガスで前日計量に臨んだ。

計量では、ムエタイの選手が入場時、頭に装着する戦いのお守りであるヘッドリング「モンコン」風の奇抜な髪形で登場。ウエートも93・21キロでパスしたレイエスに対し、92・53キロでクリアした。同級5位のプロハースカにとって同級王者ヤン・ブラホビッチ(38=ポーランド)への挑戦権を得るための重要なUFC2戦目となるが、計量後のフェースオフでは自然体を貫きながらレイエスとにらみあった。

プロハースカは20年1月にRIZIN同級王座を返上し、UFCと契約。同年7月、UFC251大会でデビューし、同級7位だったヴォルカン・オーズデミア(31=スイス)を右フックで倒し、2回KO勝ちで白星を挙げてランキング入りを果たしている。