ハードコアマッチを得意としたアフリカ系米国人プロレスラー、ニュー・ジャック(本名ジェロム・ヤング)さんが14日(日本時間15日)、心臓発作で死去した、58歳だった。

米ノースカロライナ州に在住していたジャックさんの妻ジェニファー夫人ら家族が同日、発表した。

ジャックさんはムスタファ・サイードとのタッグ「ザ・ギャングスターズ」で活躍。95年にはECW(エクストリーム・チャンピオンシップ・レスリング)に参戦し、サイードとともにECWタッグ王座を獲得した。

大量の凶器を詰め込んだごみ箱を持参し、凶器攻撃を続けるスタイルやバルコニーなど高所からのダイブ技でファンに支持された。01年のECW解散後もTNAやインディー団体で活動。今年4月のフロリダ州タンパの興行にも出場していたという。