プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者、武藤敬司(58)が17日、来月6日「サイバーファイトフェスティバル2021」で行われる、3度目防衛戦の調印式に出席した。同大会はノアの他、DDT、東京女子、ガンバレ☆プロレスの4団体による合同興行となり、GHCヘビー級選手権がメインを飾る。

会場となるさいたまスーパーアリーナで会見に臨んだ武藤は「久しぶりに来て、改めて素晴らしい会場。当日はたくさんの試合がある。コロナ禍で試合ができることを非常にうれしく思う。見てくれる人に元気になってくれるようなプロレスをしたい」と意気込んだ。

対戦相手となる丸藤正道(41)とは、普段からユニット「M's alliance」で一緒に戦う仲間。15日に行われた前哨戦では、得意技のシャイニングウィザード、ドラゴンスクリューを連続で決めるなど、軽快な動きで圧倒。腕を狙った丸藤の攻撃も素早くかわし、最後は足4の字固めで勝利し、強烈なダメージを与えた。

「トリッキーな技が多いからそのへんを気を付けないと」と警戒しながらも、「自分の自信のあるプロレスで勝負したい」と語った。