プロボクシング日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦は10日、東京・後楽園ホールで開かれ、挑戦者となる同級5位鈴木雅弘(25=角海老宝石)が新王者となった。

2度目の防衛戦だった王者永田大士(31=三迫)に挑み、10回2分9秒、TKO勝ち。プロ6戦目で初王座を獲得した。アマ強豪の東京農大出身の鈴木は左フック、右アッパーで王者を翻弄(ほんろう)し、相手陣営のタオル投入でTKO撃破となった。日本ベルトを巻き「気持ちを入れて戦った」と感無量の表情だった。