第3世代がついにベルトに狙いを定めた。永田裕志(53)、小島聡(50)、天山広吉(50)が、NEVER6人タッグ選手権の次期挑戦者に名乗りを上げた。

史上最多防衛記録を6度に更新したYOSHI-HASHI、石井、後藤組の試合終了後、花道からゆっくりと登場すると、会場からは拍手が沸き起こった。

マイクを取った永田は「お前らCHAOS。新日本の本隊を腰抜け呼ばわりしているみたいだが、何なら試してみるか。石井どうする?」と仕掛けた。石井は「試してみるじゃ、ねえだろ。お願いします、だろ」とエルボーを繰り出したが、永田は張り手1発で沈め、3人は悠々と会場を去って行った。その後YOSHI-HASHIが「やってやるよ、この野郎」と受けて立つ姿勢を見せ、対戦実現の可能性が高まった。

この日の3人は飯伏を交え、鷹木、内藤、SANADA、BUSHI組に勝利。永田がエクスプロイダー、天山はブレーンバスター、小島はコジコジカッターと得意技をしっかり決め、中盤には内藤に3人が次々とモンゴリアンチョップを決めるなど、連携の良さも見せた。今シリーズ3人で組み、16、18日に続いて3連勝。天山は「このままの勢いでいってやるよ」と自信を見せ、永田も「肩慣らしは…終わったな」と、ベルトに向け、準備は整った。

天山は今年1月にデビュー30周年を迎え、ベルト戴冠に意欲を見せていた。永田と小島は米国遠征でさらに経験を積んだ。天山・小島は17年のIWGPタッグ王座以来、永田は16年のNEVER無差別級王座以来のベルトを狙う。「3人そろえば怖いものはない」(天山)。「充実感、達成感がある」(小島)。「我々のパワーで明るくしていきたい」(永田)。お互いに助け合い、認め合う、息ピッタリの第3世代が、大きな目標に向かって動きだした。【松熊洋介】