KOPW2021保持者の矢野通(43)が、7月25日東京ドーム大会での争奪戦開催を示唆した。

「俺が東京ドームに出るために、これをかけて戦ってやる」と宣言。今年1月の東京ドーム大会から守り続けているトロフィーをかけ、4度目の戦いに挑む意志を示した。

これまでもさまざまなルールを提示し、乗り越えてきた。1月は2日間、21選手によるバトルロイヤル。2月にはストラップでつながれた状態で4つのコーナーパッドを外していくテキサスストラップマッチでオーエンズを破った。前回4月はEVILと対戦。両者の案にファンがSNSで投票し、矢野の暗闇創造黒頭巾マッチに決定。それまでトラウマとなっていた暗闇を見事克服し、トロフィーを守った。

今回のルールは決まっていないが「誰でも、何人でもいい。各選手に応援しているファンがいるだろ。全員を幸せにするには…分かるだろ! 祭りだ! ロイヤルランブルだ」と提言した。昨年8月に保持者となったKOPW2020から今年の2021と約10カ月トロフィーを守り続けている。試合のたびにリングに持って行くが、暴れ出した相手に壊されることもしばしば。涙を流しながらそのたびに自ら修理して、またリングに持ち込むなど、思い入れは強い。

この日の試合では、オカダ、IWGPジュニアタッグ王者のSHO、YOHと組んで8人タッグに出場。相手の背中ひっかき対策としてTシャツをパンツにしっかり入れて戦うも途中で脱がされて失敗。それでもいつもの矢野らしく、仲間の助けをうまく利用しながら勝利した。得意のコーナーパッド外しはわずか数秒で行うという神業も持つ矢野。今回の争奪戦はどのような秘策、ルールを考えてくるのか。今後の発言に注目が集まる。【松熊洋介】