ボクシングWBO世界フライ級王者中谷潤人(23=M.T)が、土石流の被害を受けた熱海市へ義援金を送るとともに、義援金の寄付を呼びかけた。13日にツイッターを更新し、「僕も少しでもお力になれたらと思い、お気持ち送らせていただきました。義援金お届け頂ける方、よろしくお願い致します!」と支援も求めた。
中谷は昨年2月に熱海市で走り込みキャンプを実施し、11月の世界初挑戦での王座奪取につなげた。被害現場近くにあるアマジムのボクシングスクールFistでトレーニングし、伊豆山神社の837段ある石段を使って下半身強化した。ジムに被害はなかったが、被災地域の規制線内のために休業中で、被災した会員もいるという。
以前からジム同士で交流もあり、同門の斎藤哲平は熱海市生まれでアマ時代に所属していた。斎藤もジムを通じて「通い慣れた道の景色がうそのようになってしまった。一緒に汗を流した会員さんも被害にあった方もいるので、早く復興が進むことを心から願っています」とコメントした。
中谷は9月10日に米アリゾナ州で、同級1位アンヘル・アコスタ(30=プエルトリコ)の指名挑戦を受ける。8月には渡米して、米ロサンゼルスでスパーリングを積み、初防衛戦に備える予定となっている。

