WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥らが所属する大橋ジムなど神奈川県内のボクシングジム代表者5人が15日、神奈川県警でながら防犯活動「防犯ロードワーク」ビブス贈呈式に出席した。大橋ジムの大橋秀行会長、川崎新田ジムの新田渉世会長、湘南山神ジムの山神淳一会長、横浜さくらジムの平野敏夫名誉会長、M.Tジム村野健マネジャーが、この活動時に選手らが着用するビブスを受け取った。

同活動は18年に日本プロボクシング協会と全国防犯協会連合会で結ばれた協定をもとに続けられており、プロボクサーがロードワークを行う際、防犯ビブスを着用してパトロールして犯罪を抑止し、地域の安全に寄与する狙いがある。

大橋会長は「井上(尚弥、拓真)兄弟、八重樫東トレーナーにもビブスを付けて活動してもらえればと思う。日頃、県警の方々に安心安全を守っていただいているので、少しでもお役に立ちたい。この活動の積み重ねが大きいインパクトになる。選手たちに説明し、自覚を持って着用してもらえるように説明したい」と説明。日本プロボクシング協会の事務局長を務める新田会長は「全国に280近いジムがある。この活動がさらに他ジムにも広がっていくことを期待しています」と口にしていた。