新日本プロレスの棚橋弘至がビデオメッセージでAEWに登場、新日本管轄のIWGP・USヘビー級王座に挑戦すると表明した。同日に開催された王者ランス・アーチャー-ヒクレオ戦前に事前収録されたVTRが流れ「IWGP・USヘビー級王座、魅力的ですね。これまで数多くのベルトを巻いてきましたが、このベルトは取ったことないんです。なので今日勝った王者に、挑戦させていただきます。ちょっくら取らせていただきます」と宣言した。

棚橋はIWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、NEVER無差別級王座を獲得。IWGP・USヘビー級王座を獲得すれば、ジェイ・ホワイトに続き、新日本プロレス内のヘビー級シングルベルト全制覇となる。25日の東京ドーム大会では誤嚥(ごえん)性肺炎で欠場した飯伏幸太の代役としてIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟に挑戦し、敗れていた。

この日、王者アーチャーはAEWでヒクレオとの初防衛戦に臨み、ブラックアウトで沈めて勝利。棚橋がアーチャーの2度目の防衛戦の挑戦者になるのは濃厚だが、試合マットがどこになるのか。新日本は8月14日(日本時間15日)にロサンゼルス大会を予定しているが、AEWとなれば棚橋の初参戦となる。