ユニット「ニュー・デイ」のビックEが、予告通りのキャッシュイン(王座挑戦権行使)でWWEヘビー級王座を獲得した。

大会冒頭、7月のPPVマネー・イン・ザ・バンク(MITB)大会でMITB男子ラダー戦を制し、王座挑戦権を保持するビックEがWWEヘビー級王者ボビー・ラシュリー、同日に王座挑戦するランディ・オートンの前に姿をみせ「今日、キャッシュインを狙うぞ」と宣言していた。

メインイベントのWWEヘビー級王座戦は、王者ラシュリーがオートンに豪快なスピアーを成功させて王座防衛に成功した。試合後もラシュリーはオートンを解説席にたたきつけると、自らも左膝を強打。すると宣言通り、ビックEがステージから登場し、レフェリーに王座挑戦権利書入りのブリーフケースを手渡してキャッシュインが成立した。

ゴングと同時にラシュリーから襲いかかられ、スピアーも浴びたが、2カウントで回避したビックEはビッグエンディングを成功させてフォール勝ち。キャッシュイン成功で、新王者となった。ニュー・デイの仲間コフィ・キングストン、エグゼビア・ウッズに祝福されたビックEはWWEヘビー級王座ベルトを掲げ、初戴冠を祝っていた。