ロウ女子王者シャーロット・フレアーが王座防衛後、今月のPPV大会で対戦する挑戦者の「小悪魔」アレクサ・ブリスの人形作戦にはまってKOに追い込まれた。この日、挑戦者シェイナ・ベイズラーとの防衛戦に臨んだフレアー。セコンドのナイア・ジャックに邪魔されるベイズラーを攻め込み、最後はビッグブーツを蹴り込んでフォール勝ち。試合後には26日(日本時間27日)のPPVエクストリーム・ルールズ(米コロンバス)で対戦する次期挑戦者ブリスが姿を現した。

人形のリリーと一緒に登場したブリスから「王座挑戦を受けてくれたお礼にギフトを持ってきた」とプレゼントを手渡されたフレアーは「私は人形ではなく、王座を集めているのよ」と1度は拒否。しかし観客からの要望もあり、最終的に受け取ったプレゼントを開封すると、ロウ女子王座ベルトを巻いた不気味な人形を確認した。

ブリスに「彼女(人形)の名前はシャーリーよ。私がPPV大会で王座奪取をするからその後に遊ぶものをあげたかったのよ」と解説を受けたフレアーは「私から王座奪取を狙い、そしてこんなバカらしい人形を渡すなんてクレージーだ」とシャーリーを投げつけた。そのまま乱闘に発展したが、ブリスのスペル・ラナでマットにたたきつけられ、KOされてしまった。

怒りの収まらないフレアーはバックステージで「エクストリーム・ルールズでアレクサとリリーを潰してやる」と豪語。最終的には人形シャーリーをゴミ箱に投げ捨てていた。