ボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者井上岳志(31=ワールドスポーツ)が11月17日、オーストラリアでWBO世界同級1位ティム・チュー(26=オーストラリア)と対戦することが決まった。28日、帝拳ジム公式サイトで発表された。チューはWBOアジア・パシフィック同級1位でもあり、防衛戦となる見通し。20年11月のワチュク・ナァツ(マーベラス)戦以来、約1年ぶりのリングとなる。勝てば一気に世界ランクのアップも期待され、19年1月のWBO世界同級王座挑戦以来の世界戦も見えてきそうだ。

当初、井上は11月6日、東京・後楽園ホールで東洋太平洋同級8位中嶋玲(23=寝屋川石田)との東洋太平洋同級王座決定戦も兼ねたWBOアジア・パシフィック同級王座の防衛戦に臨む予定となっていた。