新日本プロレスの自称「リアル」IWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイ(28)が、元WWE世界ヘビー級王者で現AEW所属のCMパンク(42)との対戦を熱望した。

16、17日の米ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催される新日本米国大会ニュージャパン・ショーダウンを控え、7日(日本時間8日)に米専門メディア「SESCOOPS」のインタビューに応じた。オスプレイは日本人レスラーで希望する対戦相手としてオカダ・カズチカを挙げ、米国ではCMパンク戦の実現を期待した。

CMパンクが20年3月に出演したポットキャストで戦いたい相手として名前を挙げていたオスプレイだけに「私はCMパンク戦が大好きだ。彼はプロレスから離れている時に私を呼んだ。彼はずっと私をチェックし、私が挑戦する。ファンが期待するのなら私は準備ができている」と口にした。WWE時代は「世界最高」と呼ばれたCMパンクについて「彼は自ら世界最高のレスラーだと言う。それをいつ言ったのか? 11年に彼は世界最高だっただろう。今は最高なのか。いいや、オスプレイのレベルにはほど遠い」と豪語した。

またCMパンクの他、AEWでオスプレイとの対戦を口にしていた元WWEヘビー級王者ブライアン・ダニエルソンや現AEWヘビー級王者ケニー・オメガの名前も挙げ「(ダニエルソンが)オスプレイと対戦したいと言った。オメガもオスプレイと対戦したいと考えている。チケットを取ってくれれば私は行く」と自信たっぷりの様子。

さらに「ダニエルソンは世界最高のレスラーの1人として生計を立てた。しかし私が現れれば一緒にリングで長く戦えないだろう。オメガは新日本プロレス所属だった。彼が去ったので私が引き継いだ。私が彼とリングに入ったら、彼を当惑させることだろう」とキッパリ。自称「リアル」IWGP世界ヘビー級王者は「世界最高」である自負を漂わせていた。