秋場所3日目から前相撲が始まり、体重50キロ台の新道(しんみち、15=高田川)が初土俵を踏んだ。
鳥取城北高出身で188センチ、165キロの松の里(19=二所ノ関)に突き落としで敗れたが、165センチ、58キロの小さな体で全力を出し切った。
新道は「あっという間に終わった。やった感じがしません」と話したが、果敢に当たっていき、闘志を示した。小学生時代からブラジリアン柔術に取り組むなど、相撲未経験ながら気合は十分だ。
新弟子検査の体格基準(身長167センチ、体重67キロ)に満たない新弟子希望者を対象とした8月の運動能力検査に合格し、ようやくたどり着いた初土俵。9月4日の検査時に57キロだった体重は、1キロ増えて58キロになった。まだ15歳で身長が伸びているため「まずは身長を伸ばしていきます。自分では(ご飯を)毎食3杯と決めています」と話した。将来は100キロ超えを目指していくという。
重さが有利とされる相撲界で、50キロ台の新弟子は極めて異例。「軽いのはうれしいことではないので、強いことで有名になりたい」と決意表明し、力士としての第一歩を踏み出した。

