K-1ライト級の今後を占う前王者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)と期待の若手・西京佑馬(21)の一戦が12月4日、エディオンアリーナ大阪で行われる。「K-1 WORLD GP 2021」(日刊スポーツ新聞社後援)で、同級のスーパーファイトを行うもので、主催のK-1実行委員会が20日、都内で発表した。

ゴンナパーは昨年末、林健太(27)を破り、悲願のK-1ベルトを巻いたが、今年7月のK-1福岡大会で初防衛に失敗した。地元の朝久泰央(23)にまさかの延長判定負け。今回は5カ月ぶりの再起戦となる。この日、会見したゴンナパーは「油断してはいけない」と成長株の西京佑を警戒しながらも「タイトルマッチをやりたい。次やれば、必ず勝つ」と朝久泰へのリベンジを誓った。

対する西京佑はライト級転向後、ゴンナパーにKO勝ちした戦歴を持つ篠原悠人(23)を今年3月に撃破。7月にはムエタイ戦士の竜樹(21)も退け、強敵に挑むことになった。「勝てば、次のタイトルマッチに(自分が出ることに)誰も文句ないと思う」と下克上を狙う。