RIZINバンタム級王者堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が12月3日(日本時間4日)、米アンカスビルでベラトール同級王者セルジオ・ペティス(28=米国)に挑戦すると20日(同21日)、RIZIN、ベラトール両団体から発表された。発表を受け、現在は米フロリダ州の所属先でトレーニング中の堀口は公式SNSを更新し「試合が決まりました。ベルト取りに行きます!!」と気合十分の気持ちをつづった。

堀口は18年RIZINバンタム級王座決定戦で、当時のベラトール王者ダリオン・コールドウェル(米国)と対戦。一本勝ちで王座を獲得し、19年6月には米ニューヨークに乗り込み、コールドウェルのベラトール王座に挑み、判定勝ちで日本人初のベラトール王者&メジャー団体2冠獲得に成功した。しかし右膝前十字靱帯(じんたい)断裂、同半月板損傷で同年11月に両王座を返上していた。

20年大みそかには朝倉海に1回TKO勝ちし、RIZIN同級王座に返り咲き、今年9月にベラトールへの定期参戦が発表されていた。約2年半ぶりのベラトールへの復帰戦が、いきなり王座挑戦となった。故障から復帰後、目標として定めてきた2冠王者への返り咲きのチャンスとなる。

一方、元UFCライト級王者アンソニー・ペティスが兄で、自らもUFCフライ級ランキング1位までのぼり詰めたペティスは今年5月に王座獲得したばかりで、堀口戦が初防衛戦となる。