キャリアの違いを見せつける。総合格闘技のRIZIN31大会(24日、神奈川・ぴあアリーナMM)に出場する中村大介(41=夕月堂本舗坂)が22日、試合前会見に出席。10歳以上年下の対戦相手、新居すぐる(30)に「長年、腕の関節技にこだわってきたキャリアがポイント。そこを見せたい」と力を込めた。

02年にプロデビューを果たすと、DEMOLITIONやDEEPを中心に幅広い大会で活躍。21年2月には、DEEPフェザー級王者の牛久にノンタイトル戦でKO勝ちを収めた。RIZIN参戦については「すごくわくわく」と顔をほころばせ「今年41歳なんですけど、こんな年齢にもなって楽しく格闘技をやってるところを見てほしい」とアピールした。

相手の印象を問われると「記者会見の時に初めて会ったんですけど、かっこいい選手だなと思った」とにこり。「若いバリバリの選手にどれくらい通用するのか楽しみにしています」と好試合を期待した。

メインイベントでフェザー級王者斎藤に挑戦する牛久は、DEEPを盛り上げる戦友として、また足立区出身として「かなり親近感がある」存在。「勝ってチャンピオンになって欲しい。(一緒に)DEEPがトップレベルにあるというのを見せられれば」と意気込んだ。