ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が交渉の進む年末のIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との王座統一戦に向け、2部トレを敢行した。週末の疲労も気にせず、午前にフィジカルトレ、午後にジムワークに取り組んだと22日に所属ジム公式サイトを通じて報告。

「今日は午前中にフィジカルトレーニングをがっつりやってからジムに来たので、なかなかハードな1日でした。金曜日とあって疲れもたまり気味ではなありますけどしっかり自分を追い込めたと感じているし、良い感覚です。もちろんジムでのボクシングの練習も良い感じで追い込みましたよ」と明かした。

現在のフィジカルトレは屋外で取り組んでいると言い「それにしても今日はめちゃくちゃ寒くないですか? 今はフィジカルトレーニングも青空教室なんで、帽子をかぶって手袋して防寒対策をきちっとやりましたよ(笑)。ダウンジャケットも引っ張り出してきました、ちょっと早いかなとも思いましたがやりすぎぐらいで良いかな、と」と健康管理にも細心の注意を払っている。

スパーリング再開を希望しつつも「(練習)パートナーを来日させることもまだまだ厳しいですからね」とジムメートらとの軽めのスパーリングで実戦感覚をキープしている現状を説明。「疲労も抜くところは抜いて、オーバーワーク状態のなか実践練習を始めるようなことになってもしょうがないですからね。でも体調は良いですよ、焦らずにこの調子で頑張っていきます」と年末を見据えている様子だった。