東京五輪代表でウエルター級の岡沢セオン(25=INSPA)とバンタム級の坪井智也(25=自衛隊)がともに決勝で判定勝ちし、ともに日本勢の初優勝を成し遂げた。

これまでの最高は11年ミドル級の村田諒太の銀メダル準優勝。日本勢のメダルは、78年大会フライ級銅の石井幸喜、07年大会ライトウエルター級銅の川内将嗣、村田に続き、4、5人目となった。1大会での複数メダルも初となった。

東京五輪では女子フェザー級金メダルの入江聖奈(21=日体大)らによる1大会最多3個のメダルを獲得した。男子も世界の頂点に立ち、躍進を印象づけた。