元世界3階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級9位・田中恒成(26=畑中)の再起戦が有観客で行われることが11日、発表された。12月11日に名古屋国際会議場で、IBF同級5位の石田匠(29=井岡)と契約体重52・5キロの10回戦で対戦する。畑中清詞会長(54)によると収容人数の約半分、700人程度がめど。テレビ中継は地元のCBCで、ノンタイトル戦では異例の生中継が予定されている。
田中は昨年大みそか、4階級制覇をかけてWBO同級王者の井岡一翔(32=志成)に挑むも、8回TKOで初黒星を喫した。以来の復帰戦となるが、田中は「復帰戦となりますが、過去最高に強い田中恒成を見せたい」と意気込んだ。
11月上旬には“モンスター”WBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(28=大橋)と超豪華スパーリングを行った。「試合のような緊張感でできた。たくさん学ぶことがありました」。初黒星から立ち上がり、あらゆることを証明しなければならない戦いでもある。「やってきたことを示したい」。世界戦レベルのノンタイトル10回戦。あらためて4階級制覇へ、試されることは分かっている。【実藤健一】

