ロウ女子王者ベッキー・リンチ(34)が次週12月6日のロウ大会で挑戦者リブ・モーガン(27)との防衛戦に臨むことが決まった。

この日、調印式後に開催された前哨10人タッグ戦で対戦して敗れ、試合後の乱闘でもモーガンのオブリビオンを浴びる屈辱を味わってしまった。

同日にはリング上で、ロウ女子王座戦に向けた調印式が開催された。いきなり王者リンチは「初めての調印式みたいね」と対峙(たいじ)したモーガンを挑発した。21日のPPV大会時、リンチ-フレアー戦後のインタビューで涙するリンチの動画が流れる中「黙れ!シャーロット(・フレアー)戦の後に泣いていたくせに」と反撃するなど舌戦を展開した。怒りを抑えられないリンチは前哨戦を要求し、モーガンとの前哨10人タッグ戦が決定した。

リンチ軍(リンチ、クイーン・ゼリーナ、カーメラ、タミーナ、ドゥドロップ組)-モーガン軍(モーガン、ビアンカ・ブレア、リア・リプリー、ニッキー・A.S.H.、デイナ・ブルック組)の対戦は、白熱の攻防となったが、最後は仲間のタミーナがモーガンのオブリビオンで沈められた。試合後には両軍の乱闘に発展し、リンチがマンハンドルスラムで襲撃したものの、逆にモーガンのオブリビオンで返り討ちにされてしまった。