大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)で2場所連続の綱とりに挑む大関霧島(30=音羽山)が9日、両国国技館の教習所で時津風一門の連合稽古に参加した。21番取って19勝。厳しい立ち合いで相手を圧倒し、仕上がりの良さを見せた。師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)の後押しも受けて、自然体で横綱昇進を目指す。
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新関脇藤ノ川をして「ボコボコにされた」となげかせたほど、霧島の当たりは厳しかった。頭から強く踏み込み、相手に動く隙を与えず8番で7勝。突きが持ち味の小結大栄翔にも9連勝した。「立ち合い、まず厳しく当たる。そういう意識でやってきました」。言葉通りの攻めで圧倒し、最後は新十両の時不動に胸を出し充実の稽古を締めた。
仕上がりには「悪くないと思います」と手応え。初日まで4日。「まだ何日かありますからね。しっかり最後まで稽古を続けて迎えます」と調整を重ねる。
2場所連続で優勝同点。賜杯(しはい)まであと一歩が続くが、自身3度目の綱とりにも気負いはない。「緊張することはないので、いつも通りに、しっかりやることをやって、楽しみたいと思います」と自然体を貫く。
師匠の音羽山親方も、優勝争いを続けてきた実力を認めている。「無理に頑張る感じじゃなくていい。ちゃんと実力があるわけですから。落ち着いて、今まで通り集中してやることだと思います」。師匠の信頼も力に、4度目の優勝と横綱昇進を目指す。【山田遼太郎】

