世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(35=帝拳)と世界的スターで国際ボクシング連盟(IBF)同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)と対戦するビッグマッチ(29日、さいたまスーパーアリーナ)が3日、来春へ延期されることになった。帝拳ジムが発表した。

公式サイトに「オミクロン株によるコロナ陽性者が国内でも確認されたことを踏まえ、感染症対策強化を優先させ中止を決定します」と掲出した。

続けて「今後は関係各位と協議の上、感染状況等を見極めながら改めて開催日時を検討いたします。観戦チケット抽選をすでに申し込まれたお客様、開催を楽しみにお待ち頂いていたお客様には多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます。今回のお申し込みに関しましては全てキャンセルとさせて頂き、延期日程が決まり次第改めてご連絡させて頂きます。何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます」と陳謝した。

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による政府の水際対策強化で、海外からの入国が禁止されているため、多くのスポーツイベントに影響が出ている。